自身の夫が知らない女性と不倫をしてしまった。
また,夫は,女性との関係を続けるために,女性と別れさせようとする依頼者に対してDVも振るっていた事案です。
不倫の証拠としては,夫の自白(ただし録音はなし。後に夫は不貞を否認した。)と女性とのメールのやりとりのみ。
依頼者の要望としては,夫と離婚するので,不倫した女性から慰謝料をとりたいとの要望がありました。
そこで,弁護士より,不倫した女性に対して,現在手元にある証拠をもとに電話で交渉したところ,女性は不貞を認めました。
もっとも,途中で相手方が弁護士をつけたため,弁護士間で交渉しました。不倫した期間は短かったものの,不倫女性と交際したことによってDVを振るわれた点もあったため,相手方は200万円の慰謝料の支払いを約束し,合意に至りました。
依頼から約3か月で解決しました。
また,夫に対しても,離婚請求とともに,慰謝料の請求をしました。
夫はなかなか支払いに応じず不誠実な対応をつづけていましたが,離婚調停と共に慰謝料の請求も行ったところ,最終的に300万円の解決金の支払いで合意しました。